タイ工業連盟(FTI)によると、2025年11月の自動車生産台数は、前年同月比11.06%増の13万222台。国内生産が57.49%増加した。電気自動車(EV)生産は、政府の優遇措置により同1974.14%急増した。
クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、FTI自動車産業部会のスラポン会長は、自動車産業が回復の兆しを見せ始め、特にEV生産が牽引したと説明。一方、輸出向け生産は、車種廃止や市場減速の圧力に直面していると指摘した。
乗用車の生産台数は、同16.26%増の5万2887台。ピックアップトラックの生産台数は同7.34%。
1~11月の生産台数は、前年同期比1.64%減の134万1714台。
輸出向け生産は、前年同月比10.54%減の7万1589台。総生産台数の54.97%を占めた。1~11月では前年同期比8.39%減の86万2886台で、総生産台数の64.31%を占めた。
輸出向け乗用車は、前年同月比29.71%減の1万6818台。1~11月は前年同期比31.50%減の19万2314台で、乗用車総生産台数の38.11%を占めた。
輸出向け1トン級ピックアップは、前年同月比2.36%減の5万4771台。1~11月は前年同期比1.42%増の67万572台で、ピックアップ総生産台数の80.10%を占めた。
国内販売向け生産は、前年同月比57.49%増の5万8633台で、総生産台数の45.03%を占めた。1~11月は前年同期比13.42%増の47万8828台。
バッテリー式電気自動車(BEV)の新車登録は、前年同月比69.11%増の1万2436台。1~11月は前年同期比44.28%増の12万9044台。ハイブリッド電気自動車(HEV)は前年同月比29.77%増の1万0912台。プラグインハイブリッド車(PHEV)は同39.40%増の1072台。