タイ観光スポーツ省観光局が3日発表した統計(速報値)によると、2025年9月にタイを訪れた日本人旅行者は、前年同月比2.36%減の9万1610人だった。国別では5位。
全体の外国人旅行者数は、同11.31%減の223万5852人。国別ではマレーシアが最多で、中国、インドが続いた。観光客が減少する一方、今年の1回の旅行当たりの平均支出額は平均4万6000バーツで、1.74%増加する見込み。
観光局によると、国内観光も好調に推移し、2025年1~9月の旅行者数は1億4870万人で、前年同期比2.89%増加した。観光収入は同4.33%増の8543億5100万バーツ。国内・外国人観光収入の合計は、1兆9700億バーツ。
第4四半期は観光ハイシーズンが到来し、年末イベントや冬季航空便の増便、新航空路線の開設などが成長を牽引すると予測している。
1~9月の累計外国人旅行者数は、前年同期比7.56%減の2411万5328人。観光収入は同5.85%減の1兆1137億5500万バーツ。9月の上位10カ国は以下の通り。
1位:マレーシア42万8712人
2位:中国32万1309人
3位:インド20万7195人
4位: 韓国10万1672人
5位: 日本9万1610人
6位: ロシア7万6907人
7位: シンガポール7万3522人
8位: 台湾6万6878人
9位: オーストラリア6万191人
10位:インドネシア5万5300人