3日午前1時30分頃、タイ・バンコクのガソリンスタンドで、歌手のペック・パリチョーク・アーヤナブットさんが刃物で襲われる事件が発生した。ペックさんは顎の下を切られて負傷。警察は、21歳の男を現場で逮捕した。
MGRオンラインなどの報道によると、現場はバーンカピ区フアマーク地区ラームカムヘーン通り76にあるバーンチャーク・ガソリンスタンド。
通報を受けたフアマーク警察署の警官が現場に駆け付けたところ、顎の下を切られて負傷したペックさんを発見。応急処置後に病院へ搬送した。警察は、刃渡り20センチのナイフを所持していたチュティテーブ容疑者(21歳)を現場で逮捕した。
警察の取り調べによると、チュティテーブ容疑者は、恋人を職場に迎えに行って帰宅する途中だった。ガソリンスタンドに到着すると、ピックアップトラックの荷台で酔った2人が口論しているのを発見し、仲裁を試みたが、ペックさんが近づいてきたため、護身用ナイフを振り回したという。容疑者の恋人が警察に通報した。
警察は今後、ペックさんの証言を聴取して捜査を進める。