タイ工業連盟(ETI)の発表によると、2025年6月の自動車生産台数は、前年同月比12%増の13万223台で、2カ月連続で上昇した。前月比では6.4%増。一方、FTIは米国関税の影響で、通年生産目標を5万台引き下げた。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、6月は電気自動車(BEV)とピックアップトラックの生産が増加。BEVの生産台数は314.6%増、ピックアップトラックは8.4%増加した。1~6月の生産台数は、前年同期比4.8%減の72万4715台。
6月の輸出向け生産は、前年同月比3.9%増の8万4918台で、総生産台数の65.2%を占めた。国内向け生産は同31.2%増の4万5305台で、総生産台数の34.8%。
1~6月の輸出向け生産は、前年同期比8%減の47万5013台で、総生産台数の65.5%。
1~6月の国内向け生産は、同1.9%増の24万9702台で、総生産台数の34.5%。
FTI自動車産業部会のスラポン会長は、2025年の自動車生産台数目標を、150万台から145万台に下方修正。米国関税による自動車販売・購入の低迷を受け、輸出向けは100万台から95万台に引き下げた。