今年12月にタイ東部チョンブリー県で開催される第33回東南アジア競技大会(通称シーゲーム)の公式と異なるロゴをカンボジアが公式サイトで使用したとして、タイの観光スポーツ大臣が処罰を警告している。
カオソッドの報道によると、ソラウォン・ティアントン観光スポーツ大臣は22日、首相府でインタビューに応じ、カンボジアのオリンピック委員会がシーゲームの偽ロゴを使用したと話し、意図的な行為か、ミスなのか不明だと語った。シーゲームの委員会は、調査後に処分を検討するという。
タイのオリンピック委員会がカンボジアのオリンピック委員会に問い合わせたところ、担当者は謝罪を表明。公式ロゴを知らずに、誤って不適切なロゴを使用したため、修正したと釈明した。
シーゲームのロゴは、主催者のタイが作成して公開。各国に通知している。タイの公式ロゴは、金・青・水色・赤の直線や曲線が重なったデザイン。カンボジアが公開したロゴは、水牛に似たデザインで、公式ロゴとは違うものだった。