バンコクの商業施設セントラル・バーンナーはこのほど、今月16日に駐車場の発券機から駐車券を受け取ろうとした利用客が感電による怪我をしたと訴えた事故で、発券機を点検した結果、漏電は見つからなかったと説明した。静電気が原因の可能性があるという。
カオソッドの報道によると、セントラル・バーンナーは、事故が発生した16日に外部の電気設備専門エンジニアチームに依頼し、3回に渡り調査したと報告。電気系統やアース線、関連機器を点検したが、漏電などの異常は見つからなかったと述べた。
専門家チームは、事故は静電気が原因の可能性があると結論づけた。
セントラル・バーンナーは、再発防止のため、より高度な予防措置を講じると発表。同じ発券機を使用している全店舗で、駐車券受け取り口に静電気を防止するアクリル板などの絶縁体を設置。定期検査をより厳しく実施するとしている。