タイ運輸省は、旧正月ソンクラーン期間(4月11日~17日)の道路渋滞を緩和するため、高速道路M6(ヒンコン~ナコーンラーチャシーマー区間163キロメートル)を無料開放する。移動時間を2~3時間短縮できるという。
マティチョンの報道によると、同省はソンクラーン期間中にバンコクを出入りする車両を、推定701万台と試算。M6無料開放により、パホンヨーティン通りとミッタパーブ通りの交通渋滞を、約25~45%緩和できるという。
開放するルートは、ヒンコン~パークチョン間(85.4キロメートル)と、パークチョン~ナコンラーチャシーマー間(77.9キロメートル)。11~13日はバンコク発の往路、14~17日はバンコクへの復路を開放する。
同省国道局のアピラット局長は、ソンクラーン期間中、高速道路の路面修復工事を一時停止すると延べた。工事中の一部ルートでは、時速80キロメートル以下で走行するよう求めた。
M6建設事業(全長196キロメートル)の工事進捗率は、現在97.75%完了。2025年末に全線開通し、2026年内に有料化する予定。