タイ・バンコクのチャッチャート・シッティパン都知事は4日、先月28日にミャンマーで発生したマグニチュード8.2の地震により、バンコクで倒壊した国家会計検査院ビル(チャトゥチャック区)の救助活動について、2日夜に瓦礫の下から助けを求める声が聞こえたが、瓦礫撤去を進めてもたどり着けなかったと謝罪した。
公共放送PBSの報道によると、3日の救出活動は声が聞こえたエリアに集中して実施。救助隊が捜索を続けたが、瓦礫を撤去しても声のポイントまで通る道が無く、救出できないと判断した。生命の兆候も検出できないという。
また2遺体を発見したが、瓦礫のため回収できていない。今後は重機による瓦礫の撤去作業を重視し、遺体の回収も進める。引き続き生存者を救出する希望を持って捜索を進めるという。
3日はコンクリートの瓦礫を約20トン撤去。全体では約4万トンの撤去が必要で、30~60日間を要する見込み。
また、大鷹正人駐タイ日本大使がビル倒壊現場を視察。チャッチャート都知事と会談し、日本の支援を約束した。日本はタイの復興支援のため、建築物の構造や道路、橋梁の専門家を派遣する予定。