トヨタ・モーター・タイランドの3月31日発表によると、2025年2月の国内自動車販売台数は4万9313台で、前年同月比6.7%減少した。金融機関のローン審査厳格化が引き続き影響している。
同社によると、乗用車は同4.7%減の1万8937台。商用車は同7.9%減の3万376台。1トンピックアップトラックは同14.3%減の1万6144台。
電動車(xEV)の販売台数は2万850台で、市場全体の42.3%を占めた。ハイブリッド自動車(HEV)は同2%減の2万2913台。バッテリー式電気自動車(BEV)は同2%減の1万5172台。
同社のスパーコン・ラッタナワラハ副社長は、4月1日から中小企業信用保証公社(TCG)による割賦販売ローン保証プロジェクト「TCG SMEs PICK-UP」の新施策「倉庫保証付きピックアップトラック」が保証申し込み受付を開始するため、今年のピックアップトラック市場は改善する可能性があると述べた。
ブランド別販売台数は、トヨタが同4.9%減の1万8729台(シェア率38%)で首位。次いでいすゞが同%10.7減の6832台(シェア率13.9%)、ホンダが同25.5%減の6398台(シェア率13%)と続いた。