ホテル予約管理ソフトウェアのSiteMinderのデータによると、タイのソンクラーン期間中(2025年4月10~17日)の外国人旅行者のホテル予約は、前年比15%増加。予約全体の86%を占めている。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ソンクラーンの世界的な人気の高まりで、ホテル予約は昨年から急増。今年2月から放送が始まった米人気ドラマシリーズ「ホワイト・ロータス」シーズン3の撮影現場であるサムイ島のホテル予約は同65%増、チェンマイは同41%増、バンコクは同20%増加した。
ソンクラーン期間中は、長期滞在の外国人旅行者も増加。全国のホテル滞在日数は、同7.3%増の平均2.41泊から2.59泊に上昇。サムイ島は最も長く、同1.5%増の3.8泊。
外国人旅行者の増加の一方、ホテル宿泊料金はやや下落。全国の宿泊料金は前年比2.3%減の6586バーツだった。
サムイ島とプーケットのホテル宿泊料金は上昇する見込みで、サムイ島では1日当たり38%増の1万1073バーツ、プーケットでは同8.1%増の5889バーツに上昇している。