タイ警察は18日、中部ノンタブリー県内の倉庫を捜索し、中国製の密輸電子タバコと関連製品約26万個、総額約1億3000万バーツ相当を押収したと発表した。
プラチャーチャート・トゥラキットなど現地メディアによると、捜査は「スモークアウト作戦」の一環。警察は県内の複数の倉庫を捜索。バーンブアトーン郡にある倉庫では、報酬を受け取って倉庫の警備をしていた男2人を逮捕した。
倉庫には、東部チョンブリー県のレムチャバン港を経由して、中国から密輸した電子タバコや専用リキッドが保管されていた。製品はオンラインで100件以上の店舗などに配送。国内最大級の電子タバコ供給拠点になっていたという。
また倉庫はバーンブアトーン警察署の裏に位置。警察官の事件への関与を尋ねた記者の質問に対し、警察署長は、倉庫は警察官の元妻の所有物でレンタルに出しているが、元妻は違法取引について知らなかったと述べた。