タイ運輸省は、2025年のタイ旧正月ソンクラーン期間中、国内線の座席数を2万5000席追加し、航空運賃を30%引き下げると発表した。
タイ政府広報局によると、国内の航空会社6社は、バンコク~プーケット、チェンマイ、クラビ、サムイ島など人気11路線で運賃を30%引き下げ、124便(2万5000席)を追加することで合意した。
特別航空券の販売期間は3月20日まで。利用期間は4月11日から17日。タイ航空、バンコク航空、タイエアアジア、ノックエア、タイライオンエア、タイベトジェットエアのウェブサイトやチケットカウンター、コールセンターで購入できる。
スリヤ運輸大臣によると、ソンクラーン祭りの安全対策会議は、期間中にバンコクへ出入りする自家用車を1632万台と予測。列車や船、公共インフラ、飛行機移動も含めて1584万人の旅行者が訪れるとしている。
4月11日から17日の列車乗客数は約75万8024人の予測で、タイ国鉄(SRT)はバンコク~チェンマイ、ウボンラーチャターニー、ウドーンターニー、ヤラー路線の往復列車合計26便を追加。
国営バス会社トランスポート社は、4月11日に13万人のピークを迎える乗客数に対応するため、特別バスを1000台追加する。
またタイ高速道路公社は、試験運用中の有料道路「モーターウェイ6(M6)バーンパイン~ナコンラーチャシーマー(全167km)」と「モーターウェイ81号(M81)バーンヤイ~カンチャナブリー(全96.41km)」を引き続き無料で利用できるとしている。