最近、タイ・バンコク中心部では、道路上の電柱や樹木など各所に謎の木箱が設置されている。大きさは大小さまざまだが、中には鍵が保管されていることが発覚。中国資本家がコンドミニアムを違法にホテル化していると話題になっている。
マティチョンや公共放送PBSの報道によると、スクンビット・ソイ42では、高級コンドミニアムの近くで木箱が樹木に取り付けられているのが見つかった。さらに約40メートル離れた場所でも大きな木箱が見つかり、中には大量の鍵が保管されていたという。
報道によると、中国資本家がコンドミニアムの部屋を大量に買い占め、宿泊予約サイトAirbnbを通じて貸し出している部屋の鍵の可能性が高いという。コンドミニアムがホテル化し、毎日のように外国人旅行者が出入りして共用スペースを利用。騒音問題などで住民が被害を受けている。
コンドミニアム所有者は、短期滞在のための部屋の貸出しを禁じられている。違反者は最高2万バーツの罰金と、賃貸を中止するまで1日当たり1万バーツの罰金が科される。