タイのペートンターン・シナワット首相は24日、バンコクで悪化している大気汚染微粒子PM2.5対策として、1月25日から31日の期間、公共交通機関の乗車料金を無料にするよう指示した。
マティチョンの報道によると、スリヤ・ジュンルンルアンキット運輸大臣は、バンコク・スカイトレイン(BTS)やバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ(BEM)と協議。無料輸送を提供する業者への補償予算は約1憶4000万バーツの見込みで、内閣に提出する。
同省はまた、車両の排気ガス検査所を新たに8カ所設置。フューチャーパーク・ランシットと、クローントゥーイ港、チャトゥチャック公園、バーンナー通りKM1、スウィンタウォン通りのミーンブリー水道局、ラーマ2世通りのバーンクンティアン高速道路前、ランシット・ナコンナーヨック通り、バロンマラーチャチョンナニー通り沿いに設置されている。
スリヤ運輸相は、無料期間中の利用者は20~30%以上と予測。PM2.5指数が改善しない場合、延長も検討する。