日本政府観光局(JNTO)が15日発表した訪日外客数(推計値)によると、2024年に日本を訪れたタイ人旅行者は、前年比15.4%増の114万8900人で、国別では6位だった。
JNTOによると、2024年の年間訪日外国人旅行者数は3686万9900人で、前年比47.1%増加した。過去最高だった2019年の3188万2049人を約500万人上回り、過去最高を更新。23 市場のうち 20 市場が年間累計で最高を記録した。
国別では多い順に、韓国881万7800人(前年比26.7%増)、中国698万1200人(同187.9%増)、台湾604万4400人(同43.8%増)、米国272万4600人(同33.2%増)、香港268万3500人(同26.9%増)。
12月に日本を訪れたタイ人旅行者数は、前年同月比16.6%増の14万6700人で、国別6位。ビザ免除措置による中国旅行の人気の高まりや、消費者購買力の低下などのマイナス要因がある一方、バンコク~名古屋間の直行便数の増加などの影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回った。
12月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比27.6%増の348万9800人で、1964年の統計開始以来、単月として初めて340万人を突破した。学校休暇やクリスマス、年末年始に合わせた旅行需要が多くの市場で高まった。
国別では多い順に、韓国86万7400人(前年同月比10.8%増)、中国60万4200人(同93.4%増)、台湾49万1200人(同23%増)、香港28万5600人(同13.7%増)、米国23万8500人(同30.2%増)。