動物と人間にとって辛い寒さがタイ全土で続く中、セブンイレブン前に住む野良犬に、店舗の従業員や地元住民が毛布を掛けるなどして「温もり」を届けている。野良犬は店舗前で数カ月間、飼い主を待っているという。
カオソッドなどの報道によると、野良犬が住むセブンイレブンがあるのは東北部ナコンラーチャシーマー県(コラート)のヤーモー市場。野良犬の名前は「チャオムーデン(コラートのハチ公)」。フェイスブックの投稿でチャオムーデンの物語が拡散された。
チャオムーデンは、ホームレスの飼い主と共に店舗前で生活していた。昨年11月、飼い主は病気で亡くなったが、チャオムーデンは店舗前で飼い主の帰りを待ち続けており、「コラートのハチ公」と語られているという。
店舗の従業員が食事や毛布を提供。インターネットでチャオムーデンを知った人やコラートの住民も、度々チャオムーデンを見舞っているという。