タイ地元紙によると、25日未明タイ中部サラブリー県ゲンコーイ郡に一人暮らしをしているタイ人女性(23)が、強姦をするためこの女性宅に忍び込んだ男性(19)に包丁で抵抗し難を逃れるという事件が発生した。
この女性は「犯人の男性は窓から侵入しその直後に腹部を殴られた。そして部屋の隅に追い詰められたものの、台所に包丁が置いてあったことを思い出し、犯人と抱き合う素振りを見せ、その隙に台所の包丁を取り男性の腹部を2回刺した。その後家から飛び出し、近くの住民に助けを求め警察に通報した。」と述べている。
この男性は女性に逃げられた直後、被害者の携帯一台を盗んだ上、女性宅で傷を洗い何事もなかったかのように、通りを歩いて逃走を図った。だが警察が到着し男性は逮捕された。
警察が調査結果によると、男性は昨年末に15歳未満の少女に対する強姦で逮捕状が発行され、以前にもバイクを強盗するなど素行が悪かったことが明らかとなった。