世論調査会社イプソス(日本オフィス:東京都港区)が日本を含む世界31カ国で実施した“恋愛”に関する意識調査によると、タイ人は「パートナーや配偶者との関係」の項目で1位となるなど、全項目で満足度が高いことが分かった。
同社の「恋愛満足度調査2024年版」によると、同社は「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」「パートナーや配偶者との関係」の3項目で、どの程度満足しているかを尋ねた。
タイは全項目で満足度が高く、「恋愛や性生活」では2位、「愛されていると感じること」では5位、「パートナーや配偶者との関係」では1位だった。
一方、日本人は「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」の項目における満足度が最下位、「パートナーや配偶者との関係」では31位だった。日本人の最下位は昨年に続き2度目で、日本人は世界各国の人々と比べると、「恋愛や愛情」「パートナーとの関係性」で極めて満たされていない状態であることが明らかになった。
同社は2023年12月から2024年1月、世界31カ国2万4269人を対象にオンラインで調査を実施した。各国の対象者はインドの18歳以上、カナダ、アイルランド共和国、マレーシア、ニュージーランド、南アフリカ、トルコ、米国の18~74歳、タイの20~74歳、インドネシアとシンガポールの21~74歳、その他の国の16~74歳の成人。
[恋愛や性生活]1位:インド、メキシコ(満足度76%)、2位:タイ、中国(75%)、3位:インドネシア、コロンビア(73%)。
[愛されていると感じること]1位:コロンビア、ペルー(86%)、2位:インド(84%)、3位:オランダ(82%)。タイは中国と並んで5位(80%)。
[パートナーや配偶者との関係]1位:タイ(92%)、2位:オランダ(91%)、3位:インドネシア、ペルー、マレーシア、ニュージーランド(88%)。