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　タイ野党の民主党は29日午後7時30分、党本部で会合を開き、タイ貢献党が主導する新連立政権に参加することで合意した。

　マティチョンの報道によると、民主党幹部と議員は会合で、連立政権参加を問う投票を実施。賛成43、反対4で政権への参加が決まった。党規約に従い、チャレムチャイ党首は投票を棄権した。

　同党幹部のデット・イット・カオトン氏は会合前、記者団に対し、「前を向いて過去の敵意を忘れる必要がある。変化に対する勇気が必要だ」と述べた。
　
　一方、元首相で元党首のチュワン・リークパイ氏を含む中核メンバーらは、タイ貢献党との連携に強く反対。民主党は汚職疑惑のあるタクシン派の打倒を目標に結党した経緯に触れ、タイ貢献党主導の連立政権に参加すれば、結党の理念を捨てることになると語った。