タイ工業省工業経済局(OIE)の発表によると、5月の製造業生産指数(MPI、基準年2016年=100)は前年同月比1.54%減の98.34で、製造業の低迷を浮き彫りにした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、5月の設備稼働率は59.77%。1~5月のMPIは前年同期比2.08%減の98.16で、平均設備稼働率は59.3%だった。
OIEのウォラワン局長は、国内の購買力低下と高金利、燃料コストの上昇が影響したと述べた。バンコク・ポストによると、5月の輸出は前年同月比7.2%増加したが、主に自動車産業と衣料産業が低迷。ピックアップトラックを中心に国内の自動車販売が急減したことや、ファッション衣料の新規受注が少なかったと指摘した。
また同局長は、日本とEUの製造業が将来的に改善する見込みで、前向きな兆候を示していると述べた。
6月のMPIは、農作物への干ばつ被害などのリスクから、引き続き低下すると予測。一方、相互ビザ免除措置による観光と経済の活性化や、国家予算の支出に期待を寄せているという。