タイ旅行代理店協会(ATTA)のシスティワット会長は、中国の旅行業者が低価格でパッケージツアーを販売し、中国からの訪タイ旅行者を独占していると警告した。
ネイションの報道によると、同会長は、3月1日から始まったタイ・中国のビザ相互免除措置により、新たな問題が表面化したと述べた。中国の旅行業者はタイの旅行業者を廃業させるため、積極的に価格を下げ、最終的に市場を独占するつもりだと指摘した。
同会長は「以前に問題となったゼロドルルアーよりも深刻だ。すでにタイの旅行業者は打撃を受けている。政府が問題に対処しなければ、1年以内にタイの旅行業は弱体化し、最終的に倒産するだろう」と警告した。
マティチョンの報道によると、ある旅行会社は1000~1500バーツのホテル宿泊料金でツアーを販売。現実的に不可能な価格設定だという。