タイ農業・協同組合省畜産開発局は、猛暑の影響でニワトリやアヒルの産卵数が減少し、卵価格が高騰すると警告している。
ネイションの報道によると、連日の猛暑の影響で、多くの養鶏場が鶏卵生産量の大幅な減少を報告。価格引き上げの許可を求めていると明らかにした。
同省によると、採卵養鶏場の協同組合は、4月17日と29日に、卵1トレイ当たり6バーツの値上げを要請。4月29日から鶏卵1個の価格は0.2バーツ上昇し、3.8バーツになっている。
2023年10月時点で、養鶏されているニワトリは約5230万羽。1日当たり約4340万個を産卵しているが、今年は猛暑の影響で大幅な減少が予測されているという。
一方、アユタヤ県の放し飼いアヒル協会は、生産量の減少を理由にアヒルの卵価格を1個当たり0.2バーツ値上げするよう通知した。