タイ首相府のラドクラオ副報道官は18日、南部パンガー県のルアンキアット地区とバーンイトゥム地区で、大規模なリチウム鉱床を発見したと明らかにした。電気自動車(EV)のバッテリー生産に必要な原材料の発見に沸き立ったものの、20日になって専門家が「抽出できるリチウム平均量は少ない」と批判。ラドクラオ報道官も「大規模なリチウム鉱床の報告は誤解だった」と訂正した。
ザ・ネイションなど各メディアの報道によると、18日の発表時点では、リチウム鉱床の推定埋蔵量は1480万トンで、ボリビア、アルゼンチンに次ぎ世界3位とされていた。
チュラロンコン大学の専門家は19日、自身のフェイスブックページに、「1480万トンの鉱物資源から抽出できるリチウムの平均量は、約6万6000トンに過ぎない」と投稿。フィンランド(6万8000トン)とオーストリア(6万トン)の間で、22位になると述べた。