プラチャーチャート・トゥラキットの12日付報道によると、タイのキングモンクット工科大学(King Mongkut's University of Technology North Bangkok:KMUTMB)は、同大学のチームが開発した衛星「KNACKSAT-2」を、2024年初頭に打ち上げると発表した。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)や九州工業大学などが協力する。
報道によると、ロケットを使用した従来の打ち上げと異なり、KNACKSAT-2は宇宙船に乗って国際宇宙ステーション(ISS)に送られ、宇宙飛行士が地球軌道上に放つ予定。衛星は10月16日にタイから移送される。
KNACKSAT-2の90%以上は、国内資源とタイの専門知識によって製作。タイの列車の位置と速度の監視や、宇宙からの高解像度写真のテスト、電子システムに影響を与える放射線シールド技術の検証など、重要なミッションを担うという。