旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」(本社:マサチューセッツ州ニーダム) は15日、2023年冬の旅行動向について発表した。人気観光地の1位はホノルル(アメリカ)、2位はバンコク(タイ)、3位はソウル(韓国)だった。
調査結果は、日本を含む世界6カ国(アメリカ・イギリス・オーストラリア・イタリア・シンガポール・日本)の旅行者2400人を対象に、2023年10月9日~10月13日に実施した意識調査と、サイトの利用状況データ(2023年12月1日~2024年2月29日の旅行期間を対象とした2023年8月1日~9月30日の行動データ)をもとに算出した。
[2023年冬の人気海外観光地]
1位:ホノルル(アメリカ)
2位:バンコク(タイ)
3位:ソウル(韓国)
4位:台北(台湾)
5位:パリ(フランス)
6位:シンガポール
7位:香港
8位:ロンドン(イギリス)
9位:ホーチミン(ベトナム)
10位:ダナン(ベトナム)
今冬に「旅行を計画している」と回答した日本人旅行者の割合は62%で、「1~2回」が81%、「3~5回」が16%、「6回以上」が3%だった。
「国内旅行」は85%、「海外旅行」は6%、「国内旅行と海外旅行の両方」は8%だった。
旅行計画に影響を及ぼす経済的要因は、「ガソリン代やエネルギーコストの上昇」が52%、「景気による家計状況の悪化」が40%、「インフレ率の上昇」が36%、「円安」が24%だった。
旅行への出費は、2022年冬に比べ、2023年の冬は「かなり増える」が12%、「少し増える」が35%、「ほぼ同じ」が49%、「少しまたはかなり減る」が4%だった。