タイでは11月7日から、ベンジン(ガソリン)・ガソホール小売価格が1リットル当たり2.5バーツ引き下げられた。バンコク首都圏のガソリンスタンドでは7日午前中から在庫切れが相次ぎ、給油を求める運転手の間で混乱が広がった。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
タイの有名フェイスブックページ「หมอแล็บแพนด้า」は、近所のガソリンスタンドの様子を投稿。給油スタンドには「売り切れ」と貼り紙があった。コメントによると、チェンラーイ県やブリーラム県、ウボンラーチャターニー県、コーンケーン県、ノンタブリー県などでも売り切れが相次いでいるという。
プラチャーチャート・トゥラキット記者が、ガソリンスタンド経営者に在庫状況を問い合わせたところ、給油する客が急増したため、ガソホール91・95が不足しているという。
エネルギー省のフォンフォン報道官は、全国で相次ぐ売り切れは在庫切れによるもので、ガソリンスタンド側の出し渋りではないと述べた。