10月14日(土)・15日(日)の2日間、「タイを感じる京と明日」をテーマに、京都市梅小路公園七条広場で「日・タイ・カルチャーフェア in 京都2023」が開かれる。
タイ国政府観光庁によると、タイ舞踊やタイの楽器演奏、タイ料理、タイの雑貨販売、マッサージ、ムエタイ、カービング、子ども縁日など、京都にいながらタイの風を存分に感じられる充実したイベント内容となっている。
タイ国政府観光庁のブースでは、タイの観光情報を発信すると共に、タイ北部チェンマイ県ラーンナー地域の伝統工芸品「コーム(ランタン)」の尾に願い事を書くアクティビティを用意している。
願い事が書かれたコームの尾は後日タイへ送られ、今年は11月27日(月)にあたるイーペン(チェンマイ県のロイクラトン)の時期に、チェンマイの寺院「ワット・ロークモーリー」で飾られる。
「ロイクラトン」は、タイで古くから続いている風習。河川の水位がもっとも高い旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜、人々が川岸に集まって灯籠(クラトン)を川に流し(ロイ)、川の女神へ感謝の気持ちを捧げる。
タイ北部のチェンマイ県ではロイクラトン祭りを「イーペン」と呼び、イーペンの時期には色とりどりのコーム(ランタン)が街中を華やかに彩る。