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　タイ公共放送PBSの報道によると、スワンナプーム国際空港検疫所はこのほど、空港の探知犬が中国から到着した乗客のカバン豚肉密輸ソーセージを発見し、100個（重量8.5キログラム、約2000バーツ相当）を押収した。

　バンコクビズの報道によると、押収したソーセージは法律に基づいた安全基準が表示されておらず、食品シリアル番号もない商品だと分かった。タイ保健省食品医薬品局（FDA）は、安全性が確認されていない食品を購入しないよう呼び掛けている。

　2018年、豚に感染するアフリカ豚熱（ASF）がアジアで流行。タイ農業・協同組合省畜産開発局は、国内の養豚産業を保護するため、豚肉製品の国内への持ち込みを禁止した。

　過去には観光客が持ち込んだ豚肉製品から、ASFウイルスが検出されたことがあったという。豚肉製品の密輸は最大禁固3年、または罰金3万バーツ、もしくは両方が科せられる。