タイ東部チョンブリー県のバーンセンビーチで、大量の魚の死骸が打ち上げられているのが見つかった。26日午前9時頃、通報を受けたセンスク市職員が現場を確認したところ、ザ・タイド・リゾート・ホテルからS2ホテルまで死骸で埋め尽くされており、魚の腐臭が漂って観光客はビーチで泳げなかったという。
カオソッド・オンラインの報道によると、25日、近くで漁船の目撃情報があった。死骸の魚は骨が多く販売できないため、漁船から捨てられた可能性が高いという。以前にも同様の事件があったが、今回は悪臭が酷く、観光客も見当たらなかった。
関係者は午前中、死骸7トンを処理。2度に渡り回収したが、それ以降も新しい死骸が打ち上げられているという。
ボート操縦士のピスット・パユンウォンさん(49)は「今年2度目の事件だ。捕獲した魚を海に捨てずに回収して欲しい。ビーチの悪評が広がって観光客が来なくなってしまう」と話した。