トヨタ・モーター・タイランド(TMT)が23日発表した自動車販売統計によると、5月の国内販売台数は6万5088台だった。前年同月比6.1%減少した4月の落ち込みから増加に転じ、前年同月比0.5%増加した。
乗用車は2万5985台で、同29.4%増加した。商用車は同12.4%減の3万9103台、1トンピックアップトラックは同19.2%減の2万7323台で、引き続き低迷している。
上級執行副社長のSupakorn Rattanawara 氏は、新政府の経済方針の決定を待つ事業者や国民が、購入を控えていると指摘。一方でエコカーの成長が続いていると述べた。
6月の自動車市場は、消費者信頼感の回復が遅れていることから、減少傾向が続くと予測した。
メーカー別では、首位はトヨタで2万1296台(同4%減)。2位はいすゞで1万3281台(同15.6%減)。3位はホンダで6697台(33%増)だった。