タイ首相府のアヌチャ報道官は22日、バンコクの1~5月の宿泊予約数は世界第1位だったと明らかにした。オンライン旅行会社のアゴダやクルックの調査によると、タイは人気の観光地として日本に次ぎ2位にランクイン。5カ月間の外国人旅行者は1060万人以上にのぼるという。カオソッド・オンラインが伝えた。
アゴダは1~5月のデータを公開。タイは新型コロナウイルス感染症の入国規制撤廃が他国に比べて早かったことから、観光業も早期に回復したと指摘した。特に、中国人旅行者を受け入れ、航空便を増やしたことが奏功したという。
一方、タイ国政府観光局とクルックは共同で、外国人のタイ旅行を促進するキャンペーン「Let Your Journey be THAI」を実施した。日帰りツアーやスパなどのタイ・アクティビティの1~5月予約数は、前年同期比1200%増加。クルックによると、国・地域別では香港、台湾、シンガポール、韓国、マレーシアの順に予約数が多いという。