タイ投資委員会(BOI)は13日、2022年の投資申請件数は前年比41%増の2119件、投資総額は39%増の6646憶3000万バーツで、新型コロナウイルス感染拡大以降で最高となったと発表した。
海外からの投資申請は前年比36%増の4339億7100万バーツだった。国別では、首位は中国で773億8100万バーツ、2位は日本で507億6700万バーツ、3位はアメリカで502憶9600万バーツ、4位は台湾で452憶1500万バーツ、5位はシンガポールで442億8600万バーツだった。
産業別では、新たな育成産業と定めた12のターゲット産業への投資申請が4686億6800万バーツで、全体の71%を占めた。首位は家電・エレクトロニクス産業で1294億7500万バーツ、2位は自動車・関連部品産業で1053億7100万バーツ、3位は農業・食品加工産業で817億3100万バーツ、4位は石油化学産業で597憶6200万バーツ、5位はデジタル産業で494憶5800万バーツだった。
ターゲット産業以外で投資金額が高いのは、再生エネルギーを始めとする電気エネルギー生産事業や工業団地開発事業、配送・ロジスティックス事業だった。