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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2022-11-29 11:04 2022-11-29 09:04

タグ: [ 旅行 ] [ 調査 ] [ 日本 ] [ GMOリサーチ ]

タイ「行きたい国は日本」 GMOが10カ国地域で海外旅行意識調査

 近い将来もっとも行きたい国は日本-。GMOリサーチ株式会社(代表取締役社長 細川慎一)が日本を含む10カ国・地域のモニター合計3,328名を対象に実施した「海外旅行に関する意識調査」で、日本以外の9カ国・地域すべてで日本が1位(全体平均21.5%)になった。

 10月11日に新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和され、訪日外国人観光客によるインバウンド消費の回復に期待が高まっている。GMOリサーチは東アジア・ASEAN地域各国の海外旅行への意識を探るため、10カ国・地域の20~60代を対象にアンケート調査した。

 近い将来もっとも行きたい国を質問したところ、日本以外の9カ国・地域すべてにおいて日本が1位(全体平均21.5%)。タイでは平均を大きく上回り、35.2%が日本と答えた。

 日本を選んだ理由は、全体では「その国の伝統料理・郷土料理を味わいたい」(20%)、「独自の文化を体験したい」(19.7%)、「観光名所が多い」(16.3%)が上位のほか、「治安が安定している」「出入国制限が解除された」といった回答も見られ、日本の現状を踏まえて訪日旅行を前向きに検討している人がいると考えられる。

 訪日旅行の検討時期に関しては、東アジアでは「2023年3月まで」(22.6%)、「2023年8月まで」(20%)が多い一方で、タイを含むASEANでは「未定」(35.1%)、「2024年以降」(19.9%)といった海外旅行に慎重な回答が多く、中国、韓国、香港などの日本に近い国・地域の方が訪日旅行をより現実的に検討している人が多いようだ。

 また過去に訪日経験がある回答者に満足度を質問したところ、全体の60.1%が「非常に満足」と答えた。その回答者が日本滞在中にどのような体験をしたか見てみると、「自然・景勝地」(80.2%)、「日本食」(75%)、「歴史的建造物・史跡」(52.7%)の回答が多く、日本独自の体験に魅力や満足度を感じていることが分かった。さらに地域別で見ると、タイでは「温泉」という回答も多かった。

 また、近い将来日本に行く予定がある・行きたいと思っていると回答した人を対象に、今後日本を訪れたらどんな体験をしたいかという質問に対しては、全体で「日本食を楽しむ」(64.7%)、「自然・景勝地の観光」(58.3%)、「四季を体感(桜、紅葉、雪など)」(57.1%)、「温泉」(48.2%)、「ショッピング」(44.2%)が上位5位となった。ASEANの国々では「農山漁村体験」「ウィンタースポーツ」を選択した回答者が多く、都市だけでなく地方滞在への興味関心も高まっているようだ。

 訪日旅行の滞在日数に関しては、全体での平均は9.89日間。エリア別で見ると、東アジアは平均7.48日間なのに対しASEANは11.10日間で、比較的長く滞在したい意向がうかがえた。

 急激な円安が進んでいる現在の状況下で、日本での消費意欲を聴取したところ、中国、韓国、香港、シンガポール、ベトナムでは半数以上が「消費意欲が高い」(非常に高い・やや高いを合算)と回答。また、訪日旅行時の消費予算(渡航費・宿泊費を除く)に関しては、全体では「20万円~30万円未満」(23.4%)がもっとも多く、続いて「10万円~15万円未満」「15万円~20万円未満」(同率18.1%)が多い一方、中国(47.1%)やシンガポール(54.4%)は「30万円以上」(30万円~50万円未満、50万円以上を合算)の回答が約半数を占める結果となった。
 
【調査概要】
調査テーマ:海外旅行に関する意識調査
調査地域:日本・中国・韓国・香港・インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・ベトナム・マレーシア
調査対象:20~69歳の男女 計3,328名
(日本332名、中国330名、韓国346名、香港329名、インドネシア330名、シンガポール330名、タイ329名、フィリピン330名、ベトナム338名、マレーシア334名)
調査期間:2022年10月29~30日
調査方法:インターネット調査(クローズド調査)
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