タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)幹部チャトゥポーン氏は、アピシット政権が不信任決議案審議を予定より早めたことについて、赤服集団による大規模集会より前に行いたかったのだろうとの見解を述べた。既に各地で赤服集団による集会で市民の支持を得ており、現政権が危惧していることが原因としている。
またUDDを中心とした赤服集団が予定している大規模集会について、予定を早めるつもりであるものの、不信任決議案審議の日とはかぶらない。今月21日と22日に北部チェンマイ県とチェンライ県で集会を予定しているため、その集会終了後を予定していると明かした。
また今回の大規模集会は、前回の集会より長期集会とする方針であることを明らかにしており、まず王宮前広場で集会後、首相官邸を包囲し一部道路を封鎖する予定だとしている。