各報道によると、警察中央捜査局は23日、スワンナプーム国際空港で乗せた外国人観光客の旅行用バッグから金品を盗み取った容疑で36歳と21歳の夫婦を逮捕し、3,040米ドル(約9万バーツ)を押収した事を明らかにした。
調べによると、夫婦はチャーターバス運行会社に所属する運転手と乗員で、21日にスワンナプーム国際空港からチョンブリー県パッタヤー地区内のホテルに向かう為に車をチャーターした外国人観光客の旅行用バッグから金品を盗み取った。
夫は取り調べに対して、故郷のシーサケット県内の農民に転売する化学肥料の仕入れ代金捻出の為に金品を盗んだが、このような事をやったのは今回が初めてであると供述しているという。
夫によると、乗せた客をバッグと共にホテル前で降ろした後に、車内に降ろし忘れた3個のバッグがあることに気がつき、大急ぎで車を発進させ、ガソリンスタンド内でバッグの中を物色した上で、その場に車を乗り捨て故郷に逃げ帰っていたという。
警察は、同様な被害報告が複数件あがっていることから、今回が初めてであるとする夫の証言を信用する事が出来ないとして、引き続き事情聴取を行うと共に、他にも同様な犯行に及んでいる者がいると見て捜査を進める方針である事を明らかにした。
* 逮捕された夫婦
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