各報道によると、ノンタブリー県地方裁判所は6日、パトゥムターニー県内で元同僚やその一家計4人を殺害し起訴されていた元警察中尉に対して死刑の判決を下した。
死刑判決を受けたのは、ノンタブリー県バーンブワトーン郡警察署所属の元警察中尉だったモントリー・ゲーオラット被告(48)で、今年3月25日未明に、パトゥムターニー県サームコーク郡内の路上で同僚だった警察中尉(38、当時は警察少尉)やその妻(33)、5歳と3歳の姉弟を射殺し、6歳の娘に重傷を負わせたとして起訴されていた。
逮捕された際に同被告は、個人的な恨みを晴らす為に殺害したと供述していた。
また、殺害された警察少尉の愛人絡みで、ルークトゥン歌手のソラテープ・ソラトーン氏の関与が疑われた事もあった。
判決を聞いたソラテープ氏は、納得できる判決だったとした上で、現在事件で重傷を負った被害者の娘や息子、更に事件に巻き込まれなかった息子を支援しており、大学卒業まで2人の学費の面倒を見る考えである事を明らかにした。
参考
パトゥムターニーの警察少尉一家4人殺害事件、元同僚の警察中尉を逮捕
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