各報道によると、ノーンブワラムプー県県都の警察は21日21:30頃、ATM機内にある現金を盗み出そうとした容疑で28歳のドイツ人の男を逮捕した。
調べによると、男は、21日2:00過ぎに、ガス溶接機を使用して県都内にある商店前に設置されていたクルンタイ銀行のATM機に穴を開けこじ開けようとしたが失敗に終わり、溶接機等を現場に残したまま逃走していたが、目撃者が記憶していた逃走に使用された小型トラックのナンバーから男が浮かび上がり逮捕状が請求されていた。
男は通訳を介して行われた事情聴取に対して、本国に帰国する為の費用を捻出する為に一人で犯行に及んだと供述しているという。
本国で解体工として働いた事があるという男によると、2年前から付き合いがあるタイ人の恋人に会う為に4ヶ月前にシーブンルゥアン郡内の恋人宅に来たが、所持していた現金を使い尽くしてしまった為、盗みやすそうなATM機に目をつけ、約3週間前に工具を揃えた上で犯行に及んだが、途中で溶接機のガスが尽きてしまい未遂に終わってしまったという。
また男によると、恋人が運転する小型トラックで犯行現場近くまで来たが、恋人は一切今回の事を知らないという。
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