各報道によると、ステープ副首相及びパニターン政府報道官代行は15日、アピシット首相の私邸近くのコンドミニアムを拠点に同首相の動向を監視している黒服が存在しているとの情報を得ていることを確認した。
これに先立ち、首都圏警察本部のサンターン本部長及びパトロール警察局のタナポン局長が、アピシット首相等国内の重要人物を狙った暗殺計画が存在するとの情報に絡んで、カンボジアで武装訓練を受けた者が行動準備の為にアピシット首相私邸近くのコンドミニアムに潜伏していることを明らかにした上で、既に情報要員からの情報により潜伏している者の身元を特定し監視を行っていることを明らかにしていた。
ステープ副首相及びパニターン報道官代行によると、現在当局側が首相私邸近くのコンドミニアムに潜伏している者の動向を監視しているが、当該人が当局が介入できない民間のビル内に潜伏している為、何らかの不審な行動をとらない限り当該人に対して措置を講じることが出来ないという。
また、ウィチヤン国家警察本部長によると、当該情報は1ヶ月以上前から存在していた、反独裁民主主義同盟・赤服軍団が計画している集会とは無関係なものだという。
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