カーオソット紙によると、ラムパーン県警察とチェンマイ県警察の合同チームは7日1:00頃、ボクシングのナショナルチームやラグビーのユースチームの選手だった事もある、現在准看護師として働くチャルゥムチャイ・プートーン少尉候補を17歳少女殺害及び死体遺棄の容疑で逮捕した。
殺害されたマタヨム課程5年(日本の高2にほぼ相当)の少女は、3月16日に授業が終わった後に失踪し、同17日に父親が提出した捜索願に基づき、失踪当日に少女と一緒にいるところが目撃されていたチャルゥムチャイ容疑者の身柄を確保しラムプーン県内の刑務所に拘置していたが、拘置期限が切れた今月6日に容疑を否認したまま同容疑者が釈放された後に、警察が刑務所前で再度同容疑者の身柄を確保し事情聴取を行っていた。
チャルゥムチャイ容疑者は取り調べに対して、偶然少女が自分の番号宛に間違え電話をかけてきた事がきっかけで知り合い約2年間に渡り交際していたが、その後自分に2人の妻や2人の子供がいる事を少女が知るに至っていたという。
その後、自分に妻子がいる問題を解決する為に3月16日に少女と会って話し合っていた際に、2人の妻と別れて自分と一緒に居て欲しいと訴える少女との間で激しい口論が発生したためキレてしまい木の棒で少女の頭を3回殴り殺害した上で現場から約1Km離れた森の中にある渓谷に遺体を遺棄したと供述しているという。
* 実況検分中の容疑者と被害者少女
http://www.khaosod.co.th/news-photo/khaosod/2010/09/p0109080953p1.jpg
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