各報道によると、第5地区警察本部、法務省特別捜査局、ベルギーの警察官及び同国大使館関係者、人身取引防止団体関係者で構成された合同チームは26日までに、ベルギー人の船長の男(41)を15歳未満者に対する猥褻容疑でチェンマイ県県都内ステープ地区にあるコンドミニアムの室内で逮捕し、同県サンパートーン郡在住のタイ人の男(21)を未成年男子売春斡旋容疑で逮捕したことを明らかにした。
調べによると、ベルギー人の男はタイ人の男から15歳未満男子の売春斡旋を受けていたとされ、今年4月に逮捕された、チェンマイ県内の大物未成年男子売春斡旋人の男や、その客で男子売春斡旋にも荷担していた外国人及び元副住職の計3人に対する捜査から、新たに今回逮捕されたタイ人の男が浮かび上がり、更にその客としてベルギー人の男が浮かび上がっていた。
逮捕されたベルギー人の男は、2-3ヶ月ごとに船でタイに到着する度にチェンマイで男子売春斡旋組織から斡旋された未成年男子に猥褻行為を加えていたとされる。
また同時に逮捕されたタイ人の男は、20人を下らないタイ人や山岳少数民族の少年をたぶらかして、外国人相手に一回につき1,500バーツから2,000バーツで売春を斡旋していたとされる。
* 報道画像(左がベルギー人、CTUの帽子をかぶっているのは人身取引防止団体関係者)
http://www.dailynews.co.th/content/images/1008/26/captan.jpg
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