各報道によると、5日4:00前、パトゥムターニー県タンヤブリー郡ブゥンナムラック地区の路上で、麻薬密売グループとそれを追跡していた警察官との間で銃撃戦が発生し、密売グループ側の男(27)が死亡した。
また、この銃撃戦で密売グループ側1人及び警察側1人が負傷し、更に銃撃戦後に、密売グループ側の車に乗っていた22歳と23歳の女2人の身柄が確保され、車内から200錠の麻薬ヤーバーが押収された。
調べによると、ナコンナーヨック県内からパトゥムターニー方面にむけ走行中だった密売グループの車が、高速警察隊の停止命令を無視し逃走したことをきっかけに追跡劇となり、その後事件現場付近の路上で密売グループの車が再度の停止命令に従ったふりをして車を停止させ高速警察隊が車に近づいてきたところで車を急発進させると共に銃弾を乱射し両者間の銃撃戦に発展した。
高速警察隊によると、危険運転の摘発の為に停止を命じたところ、相手の車が逃走したため追跡劇になったという。
警察は、負傷し病院に搬送された男の回復を待って車内で発見された麻薬の入手先や用途等について事情聴取する方針であることを明らかにした。
尚、身柄を確保された2人の女は、知り合ったばかりの2人の男からドライブに誘われただけであると語り、麻薬への関与を否定しているという。
タイの地元新聞を読む