各報道によると、解党の是非が問われている民主党の予備政党として新たに道義主義党の名が浮上している。
道義主義党(タンマーティパット党)は、タンワー・グライルック氏を党首、ヂュリンヤーポン・チュゥーンター女史を幹事長とする、バンコクのブゥングム区内に本部を置く政党で、今年3月26日に結党された。
道議主義党の幹部と民主党との関係は不明だが、タンワー氏の姓が情報通信技術大臣のヂュティ・グライルゥク氏と同じ事、及び民主党が党解党後の党員受け入れ政党を設立した場合、道議を意味するタンマという単語と主義を意味するパットという言葉を政党名に使うと見られている事が、同党が予備政党と見られている根拠になっている。
尚、ヂュティ氏は、タンワー氏の母親がグライルゥク家に嫁入りしグライルゥク姓を名乗っていること、またタンワー氏がTPIポーリング社経営者のプラチャイ・リヤオパイラット氏に近い人物である事を明らかにしたが、個人的には付き合いが無く、また民主党の予備政党云々とは無関係であると語っている。
また、コム・チャット・ルゥク紙によると、先に予備政党として名前が浮かんだ強いタイ党(タイ・ケームケン党)は、政党名的に政敵からの攻撃に晒され易い名前である事から、民主党が予備政党名として強いタイという言葉を使用する可能性が低いとの見方もされているという。
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