各報道によると、パニターン政府報道官は8日、サーラーデーン交差点周辺で連続して銃撃、爆破事件が発生した事を受け招集された平和維持本部の対策会議の席上で、同様な事件の再発を防止する為にパティープ国家警察本部長代行に対して、直接現場で指揮を執り現場周辺の警戒態勢を引き締めるよう要請する決定がされた事を明らかにした。
また、パニターン報道官は、反独裁民主主義同盟が参加を表明している和解推進に反対する勢力が存在している事を認めた上で、同盟に対して不穏な動きの犠牲にならないためにも、早急に集会の中止を決定するべきであると指摘した。
一方、民主党のブラナット報道官は8日、連続銃撃、爆破事件は、同盟が参加を表明した和解推進プロセスに水を差したい勢力が、政府とデモ隊との衝突を発生させテロ攻撃を仕掛ける目的で行った犯行であると指摘した上で、民主党本部やシーロムで発生した爆発物撃ち込み事件の際に姿を目撃されていた人物が背後で関与している疑いがあると指摘した。
その上で、プラナット報道官は同盟に対して、過激な行動を志していない事を示すと共に集会参加者に紛れ込んでいるテロリストから身を守る為にも集会を解散させるべきあると指摘した。
タイの地元新聞を読む