各報道によると、反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は7日18:00過ぎに行われた記者会見の中で、アピシット首相が提案した和解推進への参加を再確認したが、集会の解散日に関しては明確にしなかった。
当初報じられていた10日の解散は、幹部のクワンチャイ・プライパナー氏の個人的な考えに基づいたもので、幹部の総意では無いという。
ナタウット氏は、全ての政党に対して総選挙結果を受け入れる事を約束するよう要求した上で、8日迄に同盟側の5項目のロードマップを発表し政府側の対応を待って今後の方針を決定する考えである事を明らかにした。
また、ナタウット氏は、政府側のロードマップ項目1の王室の政治利用禁止に対して全面的に支持する方針である事を確認した上で、同盟幹部等が持たれているテロや王室打倒容疑に対しては恩赦を求めず司法手続きの場で徹底的に闘う方針である事を再確認すると共に政府に対して4月10日及び同28日に発生した衝突案件に関する調査を進め同様に司法手続きに付すよう要求した。
民主主義市民連合や様々な色グループが和解推進案に反対している事に関しては、民主党及び政府側の問題であり同盟側が関知する問題では無いとした。
一方、幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、軍が大衆を脅かさず大衆の安全が保障されると共に軍が本隊に帰隊し、政府がSMS送信による大衆への迷惑行為を止める事も集会解散の条件になると指摘した。
タイの地元新聞を読む