デイリーニュース紙によると、反独裁民主主義同盟幹部のスポン・アッターウォン氏は1日夜、同日法務省特別捜査局(DSI)が隠れ家内で銃器や使用済みの爆発物等を発見したと発表している事に対して、室内にそのような物が無かった事を100万パーセント言い切ることが出来ると語った上で、かかる発表の背景に幹部が過激派であるとの印象を大衆に植え付け恐怖心を抱かせる事により集会への参加を思い留まらせたい政府側の思惑があると指摘した。
この発言に先立ちDSIは、スポン氏が隠れ家として使用しているバンコクのソーイ・ラートプラーオ71にあるアパートの室内で家宅捜索を行い、各報道によると、この家宅捜索によりDSIは使用済みの爆発物3発、銃器及び銃弾、王室打倒関連の書籍等を発見し押収していた。
スポン氏はこの動きに対して、家宅捜索が行われたアパートの部屋は着替えの為に使用していただけで、一度たりとも室内で就寝した事はなく、報じられているような使用済みの爆発物や王室打倒関連の書籍が室内に無かった事を100万パーセント言い切ることが出来るとし、今回の動きが政府側によるヤラセであると指摘した上で、かかる越権行為に対して法に則った措置を講じる考えである事を明らかにした。
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