陸軍指令長官のソンティ・ブンヤラッグリン大将は12日、南部国境三県域に於ける一連の不穏な動きに関係している一味が劇薬を使用した過激なテロ攻撃を計画していると一部で報じられている事に関して、単なる噂でしかないと語り攻撃の可能性を否定しました。 発言の中でソンティ大将は、噂は地域に展開する当局関係者を不安に陥れる目的で意図的に流布されたものであると指摘した上で、あらためて当局関係者に対して心理戦に惑わされず、当局側の方針を信頼し任務遂行に邁進するよう要請していました。 一方、12日11:30過ぎ頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で、ゴム農園オーナーの52歳のイスラム系住民男性が、同郡バーンゴーサトー地区内の主任村長等と茶店でお茶を飲んだ後に帰宅の為にバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しました。
【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む