カッティヤ・サワディポン少将は6日、同日15:30頃に民主党に向けM79が撃ち込まれた際に姿を目撃されていたと指摘されている事に関して、同日民主党前で警戒に当たる警察官に激励の挨拶をした事は認めたが、爆破への関与に関しては否定した。
これに先だって行われたインタビューでは、爆破への関与は否定したものの民主党前への訪問には触れていなかった。
カッティヤ少将によると、13:00頃に尊敬する民主党副党首のトライロン副党首に、民主党本部とアピシット首相私邸への攻撃に執着している反独裁民主主義同盟のアリスマン・ポンルゥアンローン氏がデモ隊を率いて民主党に来るおそれがある為、殺されないよう警告する為に民主党前に行ったが、既に党の大物がいないと聞かされたので、現場から走り去ろうとした際に自分を見つけて車を取り囲んだシンパの警察官に手を振っただけで、爆破に関しては一切心当たりが無いという。
また、爆破の背後関係に関しては、組織に関しては不明だが、おそらく民主主義市民連合を首相官邸や空港から追い出し政権を組織する機会をもたらしてくれたM79に対する恩義を忘れたステープ副首相に対して不満を持つ組織による仕業との考えを皮肉混じりに示した。
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