各報道によると、チョンブリー県の県警察当局は26日、外国人観光客相手に昏睡強盗を働いていた容疑でカンボジア人の女(29)を逮捕した。
この逮捕は、ノートパソコン3台や携帯電話機5台を低価格で販売する事ができると言って女が店に現れた事を不審に思ったカット・サロンのオーナーからの通報により実現したもので、逮捕後に女の宿所で行われた家宅捜索で、金製ブレスレットやデジタル・ビデオ・カメラ、携帯音楽プレイヤー、腕時計等54件の品、総額20万バーツ(報道により50万バーツ)相当や睡眠薬が押収されている。
調べによると、女は2008年にタイに入国して以来、違法に滞在しながら売春客相手に昏睡強盗を繰り返していた。
当初女は取り調べに対して、押収された品物は全てパッタヤーのウォーキングストリートで働いている友人から購入したものであると主張していたが、警察側が押収されたコンピュータに保存されていた外国人男性の画像や女の宿所から押収された睡眠薬等をネタに追及した結果、売春客の外国人旅行者とホテルに行った際に睡眠薬を仕込んだ飲み物を飲ませ、相手の意識を失わせた上で金品を盗み出すという手口で30回以上に渡り犯行を繰り返していた事を認めた。
* 逮捕された女(後方の棚上にあるのは押収された品々)
http://pics.manager.co.th/Images/553000004491101.JPEG
タイの地元新聞を読む