プゥア・タイ党主要党員で、嘗て自ら赤服軍団の指揮を執り政府を崩壊に導くと語っていたパンロップ・ピンマニー大将は18日、反独裁民主主義同盟3幹部は、決定的な戦略を欠いたまま敗北に向けて活動を展開していると指摘した上で、今回の失敗が3幹部にとって良い教訓になるだろうと皮肉った。
また、自らが同盟の支援に乗り出す可能性に関しては、現在のように集会参加者の異常な減少が見られていても、同盟側が自分を必要としていない限り支援に乗り出す考えは無く当面は傍観者として成り行きを見守っていく考えである事を明らかにした。
一方、同盟の集会参加者の減少に乗じて地下に潜伏している強硬派が過激な活動に打って出る事が懸念されている事に関しては、自分は単なる傍観者であり、また酷暑下に晒され疲弊している集会参加者をこれ以上疲弊させる程愚かでは無いと語り、自らが率先して過激行動に出る考えが無い事を明らかにした。
また、政府側がアピシット首相を狙った暗殺計画が存在していると語っている事に関しては、単なる反対派の信用を失墜させると共に己への同情をひくことを意図した喧伝でしか無いとした。
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