各報道によると、首都圏警察本部のサンターン本部長は7日、2月27日に発生したバンコク銀行4支店連続爆破・同未遂事件に絡んで、6日夕方に逮捕された男(21)に続き男が叔父同然の人物として信頼を寄せている42歳の男を逮捕した事を明らかにした。
2人は何れも赤服軍団の支持者でサナームルワンで開催されていた集会に度々参加していた事を認めているという。
しかし、42歳の男によると、爆発物の投下を依頼した人物の背後関係に関しては分からず、ただ電話で実行役として親しい人物を探して欲しいと頼まれただけだという。
尚、報道によっては42歳の男が犯行実行の為に21歳の男を赤服軍団の仲間に引き合わせたとするものもある。
一方、バイクを運転していたとされる21歳の男は、直前まで爆発物を投げ込むという話を聞いておらず、また後部座席に乗って爆発物を投げ込んだ男とは過去に面識が無く素性に関しては一切知らないと供述しているという。
2人目の容疑者が逮捕される前にサンターン本部長は、これまでの捜査で当局関係者が事件に関与していた可能性が極めて薄くなっている事を明らかにした上で、事件の背後に赤服軍団が関与している可能性を含めて一連の事件の背後関係の解明を進めている事を明らかにしていた。
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